マクドナルドのメニューはどれも美味しいですが、
中にはカロリーや脂質が高く「体に悪い」と言われるものもあります。
ついポテトやバーガーを頼みたくなりますが、選び方を間違えると健康への影響も…。
この記事では、マクドナルドの単品メニューを対象に、
栄養バランスの観点から“体に悪いメニュー”をランキング形式で紹介します。
さらに、食べすぎを防ぐコツや、体に優しいおすすめセットもあわせて解説します。
体に悪いのは分かってるけど…つい食べちゃうんですよねw
Contents
マクドナルドの体に悪いメニューランキング
本ランキングは、2025年11月時点の
日本マクドナルド公式サイトの栄養情報をもとに作成しています。
全国で販売されているレギュラーメニューの中から、
カロリー・脂質・糖質が高い順に並べています。
期間限定商品や「倍バーガー」など特別仕様は除外しています。
※数値は販売時期や調理条件により変わる場合があります。
単品メニューランキング
※2025年11月時点/日本マクドナルド公式データより。
倍シリーズ(夜マック)は除外、通常の2枚パティ使用メニュー(ダブル系)は含む。
| 順位 | メニュー名 | カロリー (kcal) |
脂質 (g) |
炭水化物 (g) |
食塩相当量 (g) |
特徴・補足 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ | 620 | 34.3 | 35.7 | 2.6 | パティ2枚・肉厚仕様。現行レギュラーで最高カロリー。 |
| 2位 | チーズてりやきマックバーガー | 578 | 31.2 | 38.8 | 2.3 | チーズ+てりやきソースで脂質・糖質ともに高め。 |
| 3位 | ビッグマック | 525 | 28.3 | 40.3 | 2.7 | パティ2枚+特製ソース。塩分も高め。 |
| 4位 | てりやきチキンフィレオ | 495 | 26.8 | 47.3 | 2.4 | チキン+てりやきソースで糖質・脂質が多い。 |
| 5位 | てりやきマックバーガー | 487 | 24.9 | 42.1 | 2.2 | 定番てりやき。ソースの糖分・塩分が高め。 |
| 6位 | チキンフィレオ | 470 | 23.6 | 46.0 | 2.2 | 揚げチキン使用。脂質が多く満腹感あり。 |
| 7位 | ダブルチーズバーガー | 457 | 25.4 | 33.9 | 2.1 | パティ2枚+チーズ2枚。脂質高め。 |
| 8位 | チキチー(マックチキン チーズ) | 428 | 22.2 | 39.8 | 2.1 | チーズとソースでカロリーアップ。 |
| 9位 | えびフィレオ | 387 | 18.9 | 43.2 | 1.9 | タルタルソースがカロリーの大部分。 |
| 10位 | ベーコンレタスバーガー | 370 | 18.2 | 32.9 | 1.8 | レタス入りでもソースとベーコンで意外と高め。 |
- てりやき系・チーズ系・ダブルパティ系が上位を独占。
- 炙り醤油風ダブル肉厚ビーフは600kcal超で現行レギュラー最上位。
- 「チーズチーズてりやき」や「ビッグマック」は塩分2g超とやや高め。
- 通常メニューだけでも500kcal超えが5品あり、毎日食べるのは注意。
- 野菜量は少なく、糖質+脂質の比率が高いため、栄養バランスは偏りがち。
サイドメニューランキング
※2025年11月時点/日本国内公式データより。倍シリーズ・特大サイズ除外。
| 順位 | メニュー名 | カロリー (kcal) |
特徴・補足 |
|---|---|---|---|
| 1位 | チキンマックナゲット 15ピース | 789 | 揚げ物15個で脂質が非常に高い。シェア前提の量。 |
| 2位 | マックフライポテト Lサイズ | 517 | サイド定番ながら500kcal超。脂質・塩分も多め。 |
| 3位 | マックフライポテト Mサイズ | 410 | 単品バーガー1個と同程度のカロリー。 |
| 4位 | シャカチキ チェダーチーズ | 251 | チキン+チーズ味。スパイスと脂質で満足感高め。 |
| 5位 | シャカチキ レッドペッパー | 249 | スパイシー仕様。塩分や油分も高め。 |
| 6位 | シャカチキ(プレーン) | 243 | 衣が厚く揚げ油を吸収。カロリー注意。 |
| 7位 | チキンマックナゲット 5ピース | 263 | 1個あたり約53kcal。ソース込みで+40kcalほど。 |
| 8位 | マックフライポテト Sサイズ | 225 | 量は少なくても200kcal超。頻繁に食べると積み重なる。 |
| 9位 | えだまめコーン | 83 | 食物繊維・タンパク質が摂れる軽めメニュー。 |
| 10位 | サイドサラダ | 10 | 低カロリー。ドレッシングで+40〜90kcal増加。 |
- ポテト・ナゲット系が圧倒的に高カロリー。
- 「シャカチキ」も200kcal超えと意外と高め。
- 野菜サイドを選ぶと、セット全体のカロリーを大幅に抑えられる。
ドリンクランキング
※2025年11月時点/日本マクドナルド公式サイト参照。Mサイズ基準。
| 順位 | メニュー名 | カロリー (kcal) |
特徴・補足 |
|---|---|---|---|
| 1位 | マックシェイク チョコレート(M) | 363 | 脂質・糖質ともに高く、飲むスイーツ。 |
| 2位 | マックシェイク ストロベリー(M) | 356 | 砂糖量が多く、血糖値上昇が早い。 |
| 3位 | マックシェイク バニラ(M) | 353 | 3種の中で最もまろやかだがカロリー差は僅か。 |
| 4位 | マックフロート コーク | 195 | 炭酸+アイスの組み合わせで甘味・脂質あり。 |
| 5位 | ファンタ グレープ(L) | 202 | 糖分が多く、コーラより高カロリー。 |
| 6位 | ミニッツメイド オレンジ(L) | 189 | 果糖由来の糖質でエネルギー量多め。 |
| 7位 | Qoo すっきり白ぶどう(L) | 187 | 飲みやすいが砂糖含有量が高い。 |
| 8位 | コカ・コーラ(L) | 182 | 糖分量 約45g。ゼロ系に替えると大幅減。 |
| 9位 | ミルク | 138 | タンパク質は摂れるが脂質も多め。 |
| 10位 | アイスカフェラテ(M) | 94 | 砂糖入り。無糖にすれば半分以下に。 |
- トップ3はすべてマックシェイク系。飲み物ではなく“スイーツ扱い”。
- ソフトドリンク(コーラ・ファンタ・ジュース)も200kcal近く、油断できない。
- カロリーを抑えたい場合はコーヒー・紅茶(無糖)・お茶系がおすすめ。
マクドナルドが体に悪いと言われる理由
マクドナルドは手軽で美味しい反面、「体に悪い」と言われることも多いです。
その理由は、カロリーや脂質、塩分などのバランスにあります。
ここでは、栄養面から見た代表的な理由を解説します。
1. カロリーが高く脂質が多い
バーガーやポテト、ナゲットなどは高カロリー・高脂質のメニューが多く、
セットにすると1,000kcalを超えることもあります。
エネルギー過多になりやすく、肥満や生活習慣病の原因になることがあります。
2. 飽和脂肪酸やトランス脂肪酸が多い
揚げ油や加工肉には飽和脂肪酸やトランス脂肪酸が含まれています。
これらを摂りすぎると血中の悪玉コレステロールが増え、
動脈硬化や心疾患のリスクを高める可能性があります。
3. 塩分(ナトリウム)の摂りすぎ
てりやきソースやポテトの塩分量が多く、
1食で2.5〜3g程度の塩分を摂ることもあります。
塩分の過剰摂取は高血圧やむくみの原因になります。
4. 糖質の摂りすぎになりやすい
バンズ(パン)やポテト、ジュースなどは高GI食品が多く、
血糖値を急上昇させやすい傾向があります。
糖質過多は脂肪の蓄積や血糖コントロールの乱れにつながります。
5. 栄養バランスが偏りやすい
炭水化物と脂質中心の食事になりやすく、
ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちです。
野菜や果物をほとんど摂れないため、腸内環境や肌の調子にも影響します。
6. 習慣化による健康リスク
「手軽で美味しい」ために頻繁に食べる習慣がつくと、
慢性的にカロリーや塩分を摂りすぎるリスクがあります。
たまに楽しむ程度なら問題ありませんが、
毎日や週数回のペースで続くと体への負担が大きくなります。
マクドナルドが体に悪いと言われてるのは添加物のせい?
「マクドナルド=添加物だらけ」とよく言われますよね。
でも実際のところ、マクドナルドが体に悪いとされる理由は本当に“添加物”にあるのでしょうか?
この記事では、日本マクドナルドの公式情報や栄養成分をもとに、
添加物の実態と体への影響をわかりやすく解説します。
マクドナルドに使われている添加物の実態
添加物は「品質を保つため」に使われている
マクドナルドでは、保存料・酸化防止剤・着色料・pH調整剤など、
いくつかの食品添加物が使われています。
ただし、それらは「安全に・おいしく・一定の品質で」提供するためのもので、
国が定める食品衛生法の基準内で管理されています。
つまり、基準を超える危険な量では使われていません。
代表的な添加物とその目的
- リン酸塩:肉の食感を保ち、旨味を引き出す
- グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料):味を安定させる
- ソルビン酸カリウム:保存料として使われ、カビの発生を防ぐ
- 酸化防止剤(ビタミンCなど):油の酸化を防ぎ、風味を維持
- カラメル色素:ソースなどの色味を均一に保つ
これらはすべて、スーパーで売られている加工食品にもごく一般的に使われている成分です。
添加物=危険?よくある誤解と本当のリスク
日本の食品添加物は「安全基準」が非常に厳しいです。
日本では食品添加物の使用量・種類が細かく規制されており、
マクドナルドのような大企業ではその基準を厳格に守っています。
世界的にも日本の基準は安全性が高く、
「添加物を使っている=体に悪い」とは言い切れません。
ただし「食べ過ぎ・頻度」に注意が必要
どんなに基準内でも、頻繁に摂れば体への負担が増えるのは事実です。
ファストフードを毎日のように食べ続けると、
添加物よりもカロリーや脂質、塩分の摂りすぎが問題になります。
“添加物のせい”というよりは、食生活全体のバランスが鍵です。
まとめ:マクドナルドは“添加物のせい”よりも食べ方の問題
マクドナルドが体に悪いと言われるのは、単に「添加物が入っているから」ではありません。
本質的な原因は、カロリー・脂質・糖質・塩分が高いメニューを頻繁に食べることで、
栄養バランスが崩れやすくなる点にあります。
確かにマクドナルドの食品には添加物が使われていますが、
それらはすべて法律で定められた安全基準内で管理されており、
「危険な量」ではありません。
つまり、問題なのは“何をどれだけの頻度で食べるか”という食生活全体のバランスです。
たまに食べる分には体への影響はほとんどなく、
サイドをサラダにしたり、ドリンクを水や無糖コーヒーに変えたりするだけでも
健康リスクを大幅に下げることができます。
結論として、マクドナルドは「添加物だらけで危険な食べ物」ではなく、
上手に付き合えば十分に楽しめるファストフードです。
“添加物のせい”にするより、日々の選び方と食べ方を見直すことが、
本当の意味で「体に良い食生活」への第一歩になります。
体に悪くなさそうなおすすめマクドナルドセット【健康的に楽しむコツ】
マクドナルドは「高カロリー・高脂質」と言われがちですが、
選び方次第でバランスよく楽しむこともできます。
ここでは、目的別におすすめできる“体に悪くなさそうなセット”を紹介します。
バランス重視セット(一般向け)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メイン | えびフィレオ(387kcal) |
| サイド | サイドサラダ(10kcal)+低カロリードレッシング(+40kcal) |
| ドリンク | アイスティー(無糖)またはブラックコーヒー(0〜10kcal) |
| 合計カロリー | 約440kcal前後 |
| ポイント | 脂質を抑えつつタンパク質・食物繊維をしっかり摂取できる定番バランスセット。 |
タンパク質重視セット(ダイエット・筋トレ中向け)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メイン | チキンフィレオ(470kcal) |
| サイド | えだまめコーン(83kcal) |
| ドリンク | ミルク(138kcal)または無糖カフェラテ(約100kcal) |
| 合計カロリー | 約650kcal |
| ポイント | たんぱく質を多く含み、満腹感も得やすい。筋トレ後の食事にもおすすめ。 |
カロリー控えめセット(ダイエット・夜食向け)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メイン | ハンバーガー(256kcal) |
| サイド | サイドサラダ(10kcal) |
| ドリンク | お茶・ブラックコーヒー・ゼロコーラなど(0〜10kcal) |
| 合計カロリー | 約270kcal |
| ポイント | 軽めに済ませたい時に◎。脂質・糖質ともに控えめで夜マックにもおすすめ。 |
健康的に楽しむポイント
- ポテト → サラダ or えだまめコーン に替えるだけで −200〜300kcal削減
- シェイク → 無糖コーヒーやお茶 に替えると −300kcal前後
- ドレッシング別添え・ソース少なめ にするだけでも塩分・糖分をカット
マクドナルドを“完全に避ける”必要はありません。
自分の食事バランスを意識して、上手に選ぶことが健康的な食べ方のコツです。
今日も、美味しく楽しく晴れるマックにしましょう☀️

